いっこもどる

いくつもの病気を克服し、二週間に一度の腎臓の輸液が必要になったものの、やっとしあわせな生活を送ることができるようになったニャン太郎。

それからしばらくたった21才の梅雨の季節、ニャン太郎は、突然体に“しゅよう”ができてしまうのです。

しあわせな生活は一変。
“しゅよう”との闘いがはじまります。

過酷な闘病生活の中、ニャン太郎の体にさまざまな異変が襲いかかります。

嘔吐、失禁、痴呆、麻痺、ケイレン・・・
やがてニャン太郎は、寝たきりに・・・

しかし、体が動かなくなったニャン太郎は、思いがけない方法でニンゲンに寄り添います。

時が進めば進むほど、悲しい結末しか見えなくなっていく絶望の中にあっても、ニャン太郎は、生きることのすばらしさをおしえてくれるのでした。

 

 

 

 

ネコさんと本

オレのなまえはニャン太郎

 

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第1章「雨」2009年6月
第2章「“こうがんちりょう”」
第3章「緊急入院」
第4章「いちかばちかの“こうがんちりょう”」
第5章「食欲が出た」
第6章「体かヘン・・・」
第7章「水が飲めない」
第8章「転移」
第9章「夜間救急病院の先生」
第10章「オオカミニャンコ歩行訓練」
第11章「深夜、突然の出来事」
第12章「オレの体」
第13章「命の選択」
第14章「介護」
第15章「オレの“存在”」
第16章「呼吸」
第17章「雲からさしこむ荘厳な光」
第18章「すべてのことにありがとう」
 
 
 

 

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