いくつもの病気を克服し、二週間に一度の腎臓の輸液が必要になったものの、やっとしあわせな生活を送ることができるようになったニャン太郎。
それからしばらくたった21才の梅雨の季節、ニャン太郎は、突然体に“しゅよう”ができてしまうのです。
しあわせな生活は一変。
“しゅよう”との闘いがはじまります。
過酷な闘病生活の中、ニャン太郎の体にさまざまな異変が襲いかかります。
嘔吐、失禁、痴呆、麻痺、ケイレン・・・
やがてニャン太郎は、寝たきりに・・・
しかし、体が動かなくなったニャン太郎は、思いがけない方法でニンゲンに寄り添います。
時が進めば進むほど、悲しい結末しか見えなくなっていく絶望の中にあっても、ニャン太郎は、生きることのすばらしさをおしえてくれるのでした。
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